このたび、東北大学の鈴木真介先生をお迎えして
「認知科学セミナー」を開催いたしました。
今回の講演では価値の計算に関わる神経機構の研究をお話いただきました。
3/13(火)の16:30から、稲盛財団記念館3階中会議室にて行いました。
詳細はこちらをご覧ください。
—以下、当日の講演の抄録です—
価値の計算を支える脳神経メカニズム:その基礎と社会的伝染
鈴木真介
東北大学学際科学フロンティア研究所・助教
近年の認知神経科学では、「ヒトが意思決定を行う際には、脳内で各選択肢の“価値”を計算している」という見方が有力視されている。しかしながら、「価値の計算がどのようなプロセスで行われているのか?」についてはよく分かっていない。本セミナーでは、発表者自身の「食べ物の価値が脳内でどのように計算されるのか?」、「価値の計算は社会的要因によってどのような影響を受けるのか?」を調べた研究を紹介する。