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【2019年12月26(木)・27(金)日】
認知行動・脳科学集中レクチャー2019

2019/11/18

こころの未来研究センターでは12月26(木)27(金)に 北田亮先生(シンガポール・南洋理工大学・准教授)をお迎えして、認知行動・脳科学集中レクチャー2019を行います。
研究室の方やご関心がありそうな周囲の方にも、ご周知いただければ幸いです。

 

レクチャーのテーマは「多感覚処理に関わる脳内ネットワーク―触覚から社会認知まで―」です。
詳細はこちらのページもしくは下記ポスターをご覧ください。

 

なお、申し込みが必要ですので、参加を希望される方は、
 1. 氏名(ふりがな)
 2. 所属・職名
 3. 返信用メールアドレス
以上を明記の上、件名を「脳科学集中レクチャー 申込み」として
kokoro-brain*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp までお申込みください。
(*を@に変えてください)
※ 定員に達し、ご参加頂けない場合のみ、ご連絡を差し上げます。

 

—以下、レクチャーの概要です—

 

多感覚処理に関わる脳内ネットワーク―触覚から社会認知まで―

 

北田亮
南洋理工大学・准教授

 

私たちは複数の感覚からこの世界を知覚している。例えば物体の素材を知りたければ、見るだけでなく触ることでその特徴を詳しく把握できる。また生まれつき目の見えない人は視覚以外の感覚を使うことで、外界や他者を理解することができる。これまで人を対象とした心理物理学的および神経科学的研究の多くが視覚を研究しているのに対し、触覚のような視覚以外の感覚の研究は立ち遅れている。そこで本集中講義では触覚を中心とした多感覚研究を紹介し、その特性について理解することを狙いとする。特に(1)触覚の弁別的な側面と情動的な側面 (2)視覚脱失の影響(3)社会認知との関係性, について解説し、触覚処理への理解を深める。