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【2021年1月5日(火) 13:00〜14:30】
2020年度 第5回 京都こころ会議研究会

2020/12/26

下記の通り、2020年度第5回こころ研究会を開催いたしますのでご案内申し上げます。

 

2020年度の京都こころ会議では、2月21日開催のシンポジウム「こころとコロナ危機」に向けて研究会の開催を行っております。
この度、シンポジウムにもご登壇予定の熊谷誠慈准教授より研究会にて御発表いただける運びとなりました。
研究会の模様をZoomで配信いたします。

 

研究会へのご参加をご希望の方は、担当中谷までご連絡いただけますと幸いに存じます。
ご連絡いただいた方にZoomのアドレスをお知らせいたします。

 

中谷:nakatani.mori.6s[at]kyoto-u.ac.jp
※お手数ですがメール送信の際[at]を@に変えてください。

 

ご参加お待ちいたしております。何卒よろしくお願いいたします。

 

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2020年度 第5回京都こころ会議研究会

 

日時: 2021年 1月 5日(火) 13:00-14:30
場所: 稲盛財団記念館3階 中会議室(ZOOM同時開催)

発表者:熊谷誠慈(京都大学こころの未来研究センター准教授/上廣倫理財団寄付研究部門長)

 

タイトル:
「仏教的こころ観からコロナ危機を考える」

 

概要:
2020年は、世界中が新型コロナウィルスに翻弄され抜いた1年であった。このウィルスは、罹患者の身体やこころ、さらには広く社会、経済をも蝕んでしまう恐ろしさを持っている。仮にワクチン開発が成功したとしても、人々のこころの傷や社会の分断が解消されるには途方もない時間がかかるであろう。すなわち、コロナ危機とは、生物学的な危機のみならず、こころや社会の危機ともいえる。では、こころや社会の危機をどう乗り越えて行けば良いのであろうか。本発表では、仏教という「こころ」を重視する伝統知に着目し、仏教のこころ観から、コロナ危機を乗り越えるためのアイデアを探りたい。