2015年4月に発足した「京都こころ会議」は、科学技術の進歩や経済のグローバル化により、複雑化した世界に生きる人間の「こころ」そのものを究明しようという試みです。
その際に「こころ」という日本語に含まれる広がりや深いニュアンスを大切にしながら、「こころ」についての新しい理解をKyoto Kokoro Initiativeとして世界に向けて発信します。
これまで5回のシンポジウムでは、「歴史性」「内と外」「共生」「自己」「Artificial Mind」という切り口から、古来からのこころの捉え方と現代におけるこころの交錯するところを検討してきました。
それに対し今年度は、「こころと限界状況」という国際シンポジウムを秋に予定していましたが、来年度に延期となりました。
しかしまさに今の危機的状況のこころにとっての意味を問う必要があろうという認識から、「こころとコロナ危機」というテーマで、2月にシンポジウムを開催することになりました。
コロナ危機は、こころにどのような影響を与えるのか、こころにとってどのような意味があるのかを、医学、仏教学、心理学と様々な見方から問うことができればと思います。
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第5回京都こころ会議シンポジウム
「こころとコロナ危機」
日時: 2021年2月21日(日) 13:30~17:40
場所: オンライン開催
(お申込みいただいた方にZoom参加のURLをご通知します)
定員: 500名(事前申込制・先着順)
対象: どなたでもご参加いただけます
参加費:無料
申込受付期間:2021年2月16日(火)迄
申込み等の詳細についてはこちらをご覧ください