京都こころ会議プロジェクトでは、今年度第２回目となる研究会を、6月30日(水)に開催する運びとなりました。
今回は、金沢星稜大学人文学部・准教授の小西賢吾先生に、文化人類学の観点からご発表いただきます。
詳細は、下記をご覧ください。

今回の研究会は、Zoomでの開催となります。
研究会へのご参加をご希望の方は、担当中谷までご連絡いただけますと幸いに存じます。
ご連絡いただいた方にZoomのアドレスをお知らせいたします。
中谷：nakatani.mori.6s[at]kyoto-u.ac.jp
※お手数ですがメール送信の際[at]を@に変えてください。

皆様のご参加お待ちいたしております。何卒よろしくお願いいたします。

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2021年度 第2回京都こころ会議研究会

日時：　2021年 6月30日(水) 18:15－19:45（40〜50分の発表と質疑応答）
場所：　Zoomのみ（ご連絡いただいた方にアドレスをお知らせいたします）

講師：　小西賢吾（金沢星稜大学人文学部・准教授）
専門領域：文化人類学

タイトル：
「縁」からとらえるつながりの生成─祭り・宗教実践のフィールドから

概要：
発表者は、集団的な宗教実践と共同性について人類学的視点から研究してきた。そこでは「縁もゆかりも」なかった人びとが地域やエスニシティを越えてつながることが観察される。縁は仏教圏共通の概念であり、宗教哲学的側面とともに、地縁・血縁、「無縁社会」論など、社会構造的側面が注目される。本発表では縁のもう一つの側面である偶然性を伴い人びとを巻きこんでいく性質に着目し、日本と中国の事例を中心に、縁概念の共同体論における射程を探りたい。