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【2019年10月14日(月・祝) 13:30〜17:40】
第4回 京都こころ会議シンポジウム

2019/9/5

第4回 京都こころ会議シンポジウム 「こころとArtificial Mind」

 

2015年4月に発足した「京都こころ会議」は、
科学技術の進歩や経済のグローバル化により、
複雑化した世界に生きる人間の「こころ」そのものを究明しようという試みです。
その際に「こころ」という日本語に含まれる広がりや深いニュアンスを大切にしながら、
「こころ」についての新しい理解を
Kyoto Kokoro Initiativeとして世界に向けて発信します。
これまでのシンポジウムでは昔からのこころのあり方を、
「歴史性」「内と外」「共生」「自己」という切り口から検討してきました。
それに対し今年のテーマは、「こころとArtificial Mind」で、
自然科学と技術の進歩の中でのこころを問い直そうというものです。
近年の人工知能、深層学習などのめざましい進歩は、
どこまで人間のこころに迫れるのか、
またそれとこころはどのように付き合っていけるのかなどを検討できればと思います。

 

▽ 日時:2019年10月14日(月・祝) 13:30~17:40(13:00~受付開始)
▽ 会場:京都大学 百周年時計台記念館 百周年記念ホール

 

【プログラム】
13:30~13:40  開会の言葉 河合俊雄(京都大学こころの未来研究センター・センター長)
13:40~14:30  講演1 『AI時代の心のゆくえ』西垣通(東京大学・名誉教授)
14:30~15:20  講演2 『深層学習と運動感覚学習ー認知発達ロボティクスの視点からー』尾形哲也(早稲田大学理工学術院・教授/産業技術総合研究所人工知能研究センター・特定フェロー)
15:20〜15:40  休憩
15:40〜16:30  講演3 『心のモデルを考える』長尾真(京都大学・名誉教授)
16:30〜17:30  総合討論 西垣通、尾形哲也、長尾真、河合俊雄、吉岡洋
17:30〜17:40  閉会の言葉 湊長博(京都大学・プロボスト)