京都大学 こころの科学ユニット 産学連携コンソーシアム
こころの科学ユニットにおいて、特に企業等との連携を進めることで、社会に開かれた活動を展開するため、2021年9月に会員制の「京都大学 こころの科学ユニット 産学連携コンソーシアム」を設置しました。本コンソーシアムは、ユニット所属の「80名以上の“こころ”に関する研究者」と「企業・自治体等」が集まり、「心に関する研究成果」の「社会実装」を図り、社会的課題の解決を目的としています。
産学連携コンソーシアム の 参加メリット
本コンソーシアムへの参加メリットは次の5つの他、これまで一人一人の研究者にしかアプローチできなかったところを、80名もの「こころの科学」に関する研究者とワンストップで連携することが可能になります。(事務局である京大オリジナルを介して、工学や経済学などの3,000名以上の京大研究者や他大学の研究者にもアプローチ可能です。)
(A)最新知見の入手
- 国内外の最新論文等をレビュー
(B)人材育成
- 「How to」でなく、本質を追求する「Why」を共創
- 様々な応用が利く人材を育成
(C)交流
- 若手を含む研究者、会員企業同士との交流(グループワーク等で、異なる業種・異なる業務の会員とネットワーク構築が可能)
- 新たな連携プロジェクトの萌芽(国の競争的資金獲得なども想定)
(D)自社課題の解決
- 自社の課題をオープン・クローズに解決(研究者との個別相談や連携プロジェクト)
(E)人材獲得
- 院生、ポスドクなど優秀な学生との出会い
2023年度 こころサイエンスカレッジ ー「動機 ~選好・感情~」ー
人が意思決定したり、行動を起こす前、重要なプロセスとして位置する「動機」。ビジネスシーンでも、エンゲージメント向上や取組みの継続、消費行動などにおいて非常に注目を集めていますが、そのメカニズムについて未だ定かでない部分も多いとされています。 本年度の「こころサイエンスカレッジ」(年間8回の講義(講義2コマ、グループワーク等1コマ))は、そのような「動機」について、認知科学、脳科学、社会文化、臨床心理、精神医学などを専門とする研究者から基本原理や最新研究事例などを説明するとともに、企業における導入事例についても紹介します。さらにはゼミやグループディスカッション等も行い、その本質に迫ります。 企業の新規事業開発・オープンイノベーションご担当者様や商品・サービス開発、マーケティング、人的資本・HRM等をご担当されている方など、『こころ』に関わるお仕事をされている方はぜひご入会ください。
スケジュール
お問い合わせ・お申し込み など
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お問い合わせ・お申し込み先
京大オリジナル株式会社
こころの科学ユニット産学連携コンソーシアム担当
TEL:075-753-7766
E-mail:event1@kyodai-original.co.jp
(在宅勤務の場合がございますので、メールでのご連絡をお願いいたします。)