関西大学の石津智大 先生をお招きし、下記の内容にてセミナーを開催いたします。
石津先生は「神経美学」研究分野を牽引する研究者として、多数の論文・著書を発表され、国際的にも活躍されています。

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まだ言葉がない美的な価値の神経美学

日時：2025年3月13日（木）16:00-17:30
場所：京都大学稲盛財団記念館3階 大会議室
講師：石津 智大 先生（関西大学文学部・教授）
講演名：「まだ言葉がない美的な価値の神経美学」

要旨：神経美学では、これまでに様々な美学的・芸術的経験について、認知脳科学の手法をもちいて研究してきました。しかし、わたしたちの感性的な経験はとても多様であり、未だ言葉で表現されていないようなものもありそうです。
本トークでは、悲哀の美や無音の美などを例にとり、「美しい」と表現していても、単純な美ではない何かについて、脳機能、生理反応、行動データ、哲学理論などから研究を紹介させていただきます。それらを統合することで神経美学の観点から、まだ言葉がない美的な価値について考えていきたいと思います。